南森まち

カランコエの花の南森まちのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
3.3
高校2年生のクラス。ある日唐突に『LGBTについて』の授業が行われた。
しかし他のクラスではその授業は行われておらず、生徒たちに疑念が生じる。
「うちのクラスに LGBTの人がいるんじゃないか?」…というお話。

なかなか勝負をかけた作品で面白かったです。何より39分という短い枠でこのテーマをまとめあげたのがすごい。現在の日本を鋭く切り取っていると思う。後から「結構攻めてたな」と思うのではなくて今、日本に関わる人が自分たちの状況を客観的に見つめなおすために重要な作品だと思う。