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テリー・ギリアムのドン・キホーテのmegのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

意味分からない表現だけど、現実ファンタジー!

ーI'm a better cartoonist than I am a bomb maker. ー

↑映画観た後に、2003年のこの監督の発言を知って、、それがこの映画で伝わってきたって思った

映画って本当最高だな

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長い感想書くつもりじゃなかったのに、書きたくなった!

誰が観てもフィクションなのに、何故か、ハビエル(ジョナサンプライス)とトビー(アダム)のやり取りはもはや演じて無いんじゃないかって何回も思った。特に歌のシーン。
アンジェリカ(ジョアナリベイロ)の英語も、その場で考えて出た英語のようだった!

スペインの山の中にある小さな町 そこで生まれてそこで死んでいくことが、そこに生きる人の人生なのに、
映画を作るアメリカ人の青年が踏み込んで、本当に他人を変えたんだ!って

彼らは、テリーギリアム作のこの映画を演じてるのではなく、トビーが作ったドンキホーテの世界を演じている!と思ってたのに、
洋服姿のトビーやボディーカードの姿が目に入るたびに、
今、ハビエルはドンキホーテじゃないし、トビーはサンチョじゃないんだ!って思い出す。

あと、ムスリム圏の旧市街に行ったことがある人なら、途中で出てきたムスリムの空気に、ここはスペインじゃないと気付く!
そして、初めて行った時の、自分にとって異質に見えた人や文化を怖がってしまった記憶が蘇る!

過去にはアダムじゃなくてジョニーデップが主役だったらしいんだけど、どっちが演じても素晴らしいと思ったけど、
アダム最高
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