岡崎京子作品の映像化については大失敗も無ければ大成功も無いと思ってるのですが、これは比較的成功に近いかな。少なくともあのセイタカアワダチソウの川辺とか夜の橋の上のシーンが具現化されてるのをスクリーン…
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傷つきながら忘れながら思い出しながら感じながら生きていきたい
こういうまとまりのない映画大好き
スクエアスタイルなのもいい
グレーでスモークがかかったような世界観
消えたい、死にたいって思ってる優し…
人には絶対に触れられたくない心の部分というのがあって、他人が無闇矢鱈にそこを侮辱したりして刺激すると激昂して殺意が芽生えることがある
絞殺シーンはそういう描写で、その心理が表現されていてとても共感…
岡崎京子・宝島社