しろみさかな

アネットのしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

アネット(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカルアレルギーによるレビューです、ご了承ください。今回はミュージカルアレルギー発症しました。もはやほとんど歌うシーンでした!すげぇや。でも性行為しながら歌うシーンはちょっと可笑しかったです(笑)殺しながら呑気に歌ってるのも痒かったです。とにかく痒い。そのくらいほぼほぼ歌っているシーンばかりでした。
アダムドライバーって普通にイケメンやんな…と思っていましたが、マリヤンと手を繋いで並んで歩いてるシーンを見て思いました。劇中サルと表現されていたけれど、確かにサルっぽい。確かにコメディアンっぽい。マリヤンが美し過ぎて…整いすぎて…。
似てないからこそ男女は惹かれ合うのかなぁと思いました。似ていたら逆にしんどそうだなって。しかしこの夫婦は似てないことが逆に作用してしまって、嫉妬とか憎悪とか色んな感情になってこじれてしまったんだろうなぁーと。そして娘が操り人形だったのも納得でした。搾取され大人の勝手にされた存在。人形で表す表現が独特で面白いなと思いました。
わたし普通にミュージカルじゃなくって、ドラマとしてこの作品見たかったです。でもミュージカルの良さって、歌に乗せて結構臭い台詞が吐けるところなのかなぁと思いました。普通のドラマだったら、台詞はリアリティがある言葉選びでしょう。だったらこの物語はつまらなくなってしまうのかな…なんて思ったりしました。とりあえずミュージカル好きな方は是非。本当に劇場で見ているかのような舞台と演出です。
余談、わからなかったのが、頬のアザ。これはどういう意味があるんでしょうか。水原希子が一瞬映ったのも驚きました。
しろみさかな

しろみさかな