もう夏

テオレマのもう夏のレビュー・感想・評価

テオレマ(1968年製作の映画)
1.9
金曜日の朝7時、部屋にて鑑賞
あかる~~~!
高原でやった合宿の日の朝みたい
雨上がりの空はこれだからいいよな!

イタリアの異才・パゾリーニが謎の訪問者によって狂っていく裕福な家族を描く問題作
ミラノ郊外の大邸宅に暮らす裕福な一家の前に、ある日突然見知らぬ美しい青年が現れる。何の前触れもなく同居を始めたその青年は大工場を持つ父親、美しい母親、無邪気な息子と娘、そして女中を魅了し、関係を持つことで一家の穏やかな日々をかき乱していく。
監督自身が「天使と悪魔の間にいる、あいまいな人物」と語る“謎の訪問者”がもたらす渾沌と、訪問者を演じたテレンス・スタンプの妖しい魅力が観る者の心を侵食する。

女中さんがしょっぱなで結構な距離をパタパタ往復して自死をはかったところからも、労力や供物を捧げる対象というか、後光で顔なんか見えてないみたいな感じなんだよね あとごめんなさいって謝るのとか……
イデア論の愛みたいなんだけど、嵐のように訪れて嵐のように去るのを、何も言えずに微笑んで見送るしかない人間には、どうしようもない自然災害みたいな だけど態度は割と許される範囲を友人みたいに接したりするザコムーブかましてて人間まあたしかにって演出だった
なんか天使と悪魔の間にって言ってたらしいけど、キリスト教とかだと神や天使への愛は隣人愛なわけでしょ だからやっぱなんか、違うっていうか確かにダ・ヴィンチ・コードとかの鞭打ちシラスくんも思い出したけど てかそもそも肉欲抱く対象だしね 災難だ……

あとこれは邪道だけど だれだよw!って言いながらみるのたのしかった 一生 だからだれだよw!ってつっこんでんのうるさすぎ さらにいえば後半になっても そんなことよりだれだったんだw って言い続けてるの最悪 おまえやばいよ 集中して

あと女性と男性で関わり方が違ったのもあほんとね~って感じだった 女性はセックスが明確に描かれてるんだけど、男性陣とはマインドセックスだった シャドーボクシングで会話とか男の子でしかみたことない関わり方だけど、アイセックスとかそういうやつ 期間が短かったのもあると思うんだけどね 明確にそういう欲は抱きながら、お互いに分かったままシャドーボクシングしてるのうわ……て感じ
もう夏

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