「そもそもそんな悪いとこじゃないんすよここ（黄泉の国）次の人生に生まれ変わるまでのちょっとした休憩場所なんです」
たとえ大切な人を失ったとしても、死んでしまった、もう会えないと捉えるのではなく、次の人生に生まれ変わるだけだし、それまでの休憩を先に失った大切な人たちと過ごしているのかなと考えたら、少しは心が軽くなるかな。
CGの魔物でなんか無理やり感？あるシーンもあったけど総じて好き。めっちゃ響いた。亜希子が先生のためを思って自ら黄泉の国へ行く選択をするシーンが辛い。行かないでって止める先生も、離してよと言う亜希子も辛い。実際自分が死ぬ時も、誰かを失うときもそんな感じなのかな。亜希子がいなくなった後、もっと一緒にいればよかったと後悔していた。私も大切な人を失ったらそう思うと思う。特に両親や祖父母は中々会えないし、会えないながらも支えてくれている。このことをずっと心に留めて感謝していたい。恩返しはちゃんと卒業することと定期的に元気な顔を見せること。帰省を渋がらないこと。大切な人をいつ失うかなんてわからない。
宇多田ヒカルの「あなた」が主題歌。あなたのいない世界はどんな願いも叶わないから がエンドロールで流れて改めて意味を噛み締めた。
自分のために、命を投げ打ってくれる人がいたらどれだけ幸せかな。そして、自分の命さえも惜しく無いと思える相手がいるこの幸せ大事にしたい。
