とうとう最終話
現在の物語に過去4作の回想が挿入されたり現在の話に1話目の母親の愛人、2話目の恋の相手も出てきて当時知り得なかった本人たちの想いを回収するという総集編的な作りなので過去作は観ておいた方が楽しめる
関わる全ての女性から優しくされたいのに自分は女性には誠実になれないアントワーヌ、いつまでも子どもっぽい
ここでも妻の家族全員に恋をした、と繰り返しています
子供時代の不幸の償いを女に求めるのはどうなのか、という台詞や別れた女たちが結託してアントワーヌを語る場面があるのでトリュフォー自身はかなり冷静に自分の過去を捉えています
反省を踏まえて、ということならなおさら面白いです
オープニングと対になるエンディングもお洒落で主題歌も良かった
このシリーズ面白かったな