このレビューはネタバレを含みます
主人公が投獄されたのは、これはこれで自業自得感があるんだけど、トルコ司法の不透明さや(外交的問題も孕んでいたかもしれず)刑務所管理の杜撰さもあり、やはりそちら側に肩入れも出来ず。客観的にみれば主人公も正義というわけではないんだけど…
あの状況では、リフキはやはり殺されても仕方がなかったように思うし。というかあのシーンの緊迫度合いが凄い。まさに怒りと狂気の狂瀾ってかんじ。
事実を元にした映画ということですが、しかし価値観の違いなのか、または誇張的表現なのか、人権が軽視される国の収容施設って確かにこういうのだよね、という妙な納得感はあった。