トンベリ

GAME WARRIORS エバーモアの戦い/ジョン・ディーの魔導書 ~エバーモアの戦い~のトンベリのレビュー・感想・評価

2.4
オタクよ集え!


LARP(ライブ・アクション・ロールプレイング)の会場で本物の悪魔が召喚され参加者が次々と殺されてしまう話。


まずこの「LARP」とはなんぞや?なんだけど、戦士や魔導士など、架空のキャラになりきって行われるロールプレイングの一種。アメリカでは結構盛んらしい。
オンラインゲームのリアルバージョンって感じですかね?自分もうまく説明ができない。

会場ではそれぞれの職業になりきった人たちで溢れ返ってて、見た目はすごい面白そう。コミケのコスプレ広場のような。


ただゲーム進行自体が、魔法を使用する場合は宣言で行われたり(NO VFX)、武器での打撃もポイント制と、傍から見てて「・・コレって、面白いのかな?」って感じ。参加者は面白そう。ハマればどっぷり沼れそうな、そんなゲームって印象ですね。

劇中で行われているソレも勿論ごっこ遊びなので、この映画を鑑賞する上で重要なのが「このノリについてこれるか!?」ってところです。

私は正直ちょっとついていけませんでした;

専門用語もめちゃ出てくるし、この題材に合わせたようなメタな小ネタもバンバン飛び出します。
主役の人が丁度一般人目線なので、白けてる様子が度々映り、ノリについていけてない観客の気持ちを分かってくれてるかのようです。

こんな内容なので、ゲーム外でも常に戦士キャラになり切ってるという唯一の存在「グンター」が割とカッコよく活躍してくれます笑


そして悪魔を討伐するラストはなかなか胸熱な展開です。

ちょっと最初から最後まで、自分には取っつきにくい1本でした。
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