話題になってたやつ、やっとみたよ。
ニューヨークで暮らすアフリカ系アメリカ人写真家のクリスが、白人の恋人のローズの実家訪問するというお話。
まず、アメリカの人種差別だったりの事情が肌感覚として理解できていない私からすると、現代でも白人の女の子が(男も然り)親に恋人を紹介するときにそれが黒人だと微妙な雰囲気になるもんなんだろうか。
例えば日本人が外国人と結婚する、ていうのとかアメリカ人がアジア人と結婚する、てのとはまた違う感じだよね?
オバマが大統領になって、もうそんな黒人差別もないんだろうな、なんて勝手に思っていたけれど、でもこの映画がアカデミー脚本賞を受賞したり大ヒットしている時点で、多数の共感が得られてるっていうことだよね?
先日デトロイト見たばっかりだけど1960年代であの状況なんだからまだ全然白人と黒人の間に確執ってあってもおかしくないよなと思うけれど、ニューヨークみたいな都会でもそんな感じなのかな。
黒人は白人ばかりの飲み会(映画ではパーティ)とかだと気まずい気持ちになるのかな。白人だらけで神経質になるんだ、てセリフだったりそういう微妙なニュアンスとか、あるあるみたいなのが理解できないから本当の意味でこの映画を楽しめていない気もする。
序盤で流れるガンビーノのredboneがかなり不穏。
夜中に猛ダッシュしてる庭師だったり、泣きながら笑うメイドが本当にホラー。
no no, no no no no!のシーンで戦慄。
あ、あと弟役の俳優さんがヒースレジャーぽくてかっこよかった。他の出演作もチェックしてみる!