ふわふわ

ハーメルンの笛吹のふわふわのレビュー・感想・評価

ハーメルンの笛吹(1933年製作の映画)
3.4
ドイツのハーメルンで実際に起きたという伝承をグリム兄弟がまとめた童話。

ハーメルンの街はネズミの大量発生に悩まされていた。
そんな時、奇妙な格好をして手には笛を持つ怪しげな男が現れた…

私は子供の頃ロバート・ブラウニング著の「ハメルンの笛吹き」の絵本を持っていたのでそのイメージが強かった。
線の細い謎の男…
こちらはディズニーなので、ネズミが🐀イキイキしてるというか、擬人化されていた。
明るいイメージ。
『笛吹き男』の吐くセリフも違った。
子供の扱いも違った。
話しのおおまかな筋は合ってるんだけど、細かなディテールが違うんだなと思った。

ディズニーは原作通りに作らないのは知ってるので別に…なんですが、ちょっとモヤモヤする事もあります。
創作物はいろんな解釈があって当たり前だし、いろんなアレンジしていいんだけど。
特に『ハメルンの笛吹き』は伝承ですしね。
これは結末は原作通りだったので良かったーとホッとしました。
原作あるものは必ず原作も読みたいなーと思います。

ところで、いつも不思議に思う事は『笛吹き男』ってなんなんだろう??
実際にあった話しで今でもお祭りが行われるって単純に凄いなと思う。
教訓にするにはもってこいの出来事ですもんね。
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