アマプラ滑り込み。「すずめの戸締まり」の原菜乃華ちゃん主演に惹かれて鑑賞。冒頭「SPOTTED PRODUCTIONS」と出ておおっ!と思ったけど、粟島瑞丸さんなのか…途中イラっとしたけど後半持ち直した。
川瀬陽太さんがとてもいいお父さん役です。
お母さんは小さい頃に亡くなっていて、原菜乃華ちゃんと二人家族なのですが、ナノカがお母さんのご飯を食べたい(だったかな?)という願いを叶える為に、朝食にワッフルを作ったというエピソードがとても良かった。
お母さんが作ってくれたんだよ、みたいな事を言った(ナノカの回想なので確かそのものの台詞は出てこない)んですが、
フェイクが嘘でなくなる瞬間
を感じた。
お父さんの愛情こそが本物だから。
個人的に見所はそこだけかな…(うっ厳しくてすみません)
でも、そこはとても良かった。
後は終始予定調和な感じかな?
原菜乃華ちゃんは可愛いけど、個人的にはそんなに好みではないかも…
何故粟島瑞丸さんなのかな?と思ったけど、実は本作は舞台が元でそれを映像化しているようなのですが、まさに粟島さんの劇団で上演されたネタで、しかも当時、菜乃華ちゃんは研音だったのか…(今は違うけど)
(ほんと個人的な理由で申し訳ないけど、以前、研音の役者さんを熱狂的に応援してた事があって、でもあんまり事務所にいいイメージが持てなくて(作品選びがヘタというか個人的に好みと合わなかった)、それ以来、研音所属と聞くとちょっと構えてしまう。粟島さんもそうなので、出てきた瞬間に評価がマイナススタートになってしまった…ごめん)
ほか、マリカが本物の松本まりかさんにビックリ!
(途中で「あれっ…?(写真)」って思ったけど、ほんとにそうだった!)
水橋研二さんがめちゃくちゃいい味出してました(違う意味で)
エンドロールでチャラン・ポ・ランタン!
そうだったのか(顔がわかってなかった)
酒井麻衣監督は割といいイメージがあったけど(ドラマで。映画は一つも観てない)、本作は踊る系なのか!と思って最初ビックリした。
フラッシュモブとかミュージカル調を取り入れる女性監督さん、ほかにもどこかで見たような…ポップ感が溢れるというか。ふくだももこ監督の「おいしい家族」とかかな?大九明子監督の「私をくいとめて」?(どちらも違ってたらすみません)
だけど、後で演劇が原作と知って妙に納得。
SPOTTED PRODUCTIONSなので、音楽にめちゃくちゃ力が入ってて、ナノカの中学校の先輩で生徒会長の吉田凜音ちゃんがめちゃくちゃよかった。この方は本物の歌手ですよね。
…!!!
今気づいたけど、ドラマ「さよならの向う側」(上川隆也さん主演)に出てた女の子か!!!
劇中で歌を披露してるんですが、それがめちゃくちゃよかった!!!
(ってそちらのレビューにも書いた記憶が!)
どうしよう、ちょっとファンになってしまいそう…
札幌出身の弱冠22歳。
さすがSPOTTED PRODUCTIONSさん、ありがとう!!
(〆がおかしい、笑)