この映画でのスペンサー・トレイシーは有能な弁護士ながらも老いや体調不良に苦しんでおり、それでも友人の息子を何とか冤罪から救わんと奮闘する人間臭いキャラクターで、それがゆえに葛藤や頑張りがより身近に感…
>>続きを読む「荒野の七人」(1960)「大脱走」(1963)のジョン・スタージェス監督が「ミステリー・ストリート」に続いて手掛けた初期フィルムノワール。撮影も引き続きジョン・オルトン。
ある夜の街中で会社社長…
刑事事件を扱わなくなった弁護士が、友人の依頼で再び殺人事件の弁護を担当する事に。
かつてのアルコール依存症と闘いながら、幅広い人脈で無罪を証明しようとする。
人情味に溢れる上、体も張るスペンサー・ト…
ジョン・スタージェス監督によるノワール映画。
スペンサー・トレイシーが、父親としても弁護士としても、味のある演技を見せてくれる。
ある夜、バーの向かいの家から銃声が聞こえ、人が殺される事件が発生。…
下町の優秀な弁護士じいちゃん。
体にガタはきつつも庶民の味方。
連ドラでもあったら観たくなるな。
近所の貧乏な一家の息子ジョンが殺人容疑で逮捕。
ジェームズは弁護の依頼を受けるも一度は引退を決意…
「暗闇に響く銃声」
本作はジョンスタージス監督が1951年に監督したフィルムノワールで、この度DVDにて初鑑賞したが面白い。さて、物語は弁護士ジェームスは刑事事件から遠ざかっていた。不器用で一途な…
物語上のポイントとなるダイナーとアパートの距離感をしっかりと切り取る冒頭のワンショットから引き込まれる。撮影はジョン・オルトン。終盤の電話するスペンサー・トレイシーとそれを受け取る娘に当てられる光の…
>>続きを読む落ち目の弁護士が身内の冤罪を晴らすため、最後に意地を見せる話。というと泣けるプロットなのだが、中盤の裁判シーンがたるすぎで微妙な出来。物語上での迂回が多すぎ。結末へ直行すべき。
とはいえラストの囮捜…