ぽん

彼らが本気で編むときは、のぽんのレビュー・感想・評価

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
3.7
「女性はケアを担う性別」というステレオタイプに過剰なまでに適応しているリンコさんは、女性だなーっとしみじみ思った。昭和世代の自分が馴染んできた理想の女性像ですね。甘えてお布団にもぐりこんできた小学5年生のともちゃんをギュッと抱きしめても全然ヒヤヒヤしない。女性だから。ともちゃんの同級生の母親にイジワルされても、ともちゃんのお母さんに罵倒されても、辛いけどそこまでしんどくはない。だって彼女にはなんの落ち度もない、素敵なヒロインだから。観ている側として胸ク〇気分にさせられることはない。これは皮肉で言ってるのではなく、ホントに優しい世界だと思う。今から7年も前の作品だから・・・かな?

生田斗真、キレイじゃないですか!元がけっこう男性ホルモン多そうに見えるのに(偏見御免)、大したもんだ。
ともちゃん役の子役の女の子も演技上手で見やすかった。複雑な心境を表現しないといけない難しい役どころだと思うけど、ナチュラルでしたね。
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