にっきい

ガールズ&パンツァー 劇場版のにっきいのレビュー・感想・評価

3.4
どんな状況になろうと、絶対に捲れ上がってパンツが見えたりはしないミニスカ。

『ストライク・ウィッチーズ』が面白くて、同じ島田フミカネの関わってる今作にも興味が湧いて、アニメ版すっ飛ばして劇場へ観にいきました。

西住流 vs 島田流って話し。
この劇場版が『ガールズ&パンツァー』初めてだったので冒頭の大洗・知波単連合対プラウダ・聖グロリアーナ連合のエキシビションマッチ観てビックリ。
女子高生が戦車で殺し合いやってる?
この世界では花道や茶道と同じく、女子の嗜みとして戦車道なるものがあって、女子の憧れ。
市街戦で家潰された人が喜んでるのは岸和田のだんじり祭りと同じで、名誉な事に感じてるから(勿論ちゃんと補償はされる)。
リアルな戦車の性能や動きにこだわり、緻密な戦法で萌えキャラが闘うのが売りなんですが、建造物は破壊されるのに戦車は大破しないのは何故?
シートベルトも無い戦車が横転しても死人が出ないのは何故?
今時の戦争映画では当たり前の表現になってる、戦車に砲弾がかすった時の残響音で乗組員が一時的に耳をやられる表現すら無い。
こう言う"都合の良いリアリティ"が気になっちゃいました。
アニメ版見てないので理由は分からないけど、主人公たちの通う大洗女子学園が文科省から廃校を言い渡されてるんだけど、プロリーグ発足の為の大学選抜との強化試合に勝てば学校を存続出来る設定。
文科省は余程大洗女子学園を潰したいらしく、次々と不利になる条件を追加してくる。
大学選抜30両対大洗8両で殲滅戦(どちらかが全滅するまで闘う)って。
勿論ライバル校の生徒たちが一時転校で助けに来てくれるんだけど、相手に合わせてこちらも30両にする必要あったのか?
殲滅戦なら戦力全投入して数で優位に立った方が楽なはずなのに。
戦車戦は迫力あって楽しかったです。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2015年11月28日
鑑賞回:不明
劇場名:T・ジョイ京都
座席情報:シアター2 H-9
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:119分
備考:過去鑑賞記録、レイトショー
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