まるっきりめざましテレビをパクったかのような構成の映画。
ドラマか何かで見たようなワイドショーの作り方を、お手軽に焼き直したようにしか見えない。
邦画の悪い面が如実に出ており、笑わせようという部分を入れて、終盤はお決まりのようにヒューマンな構成へ。
機転を利かせてるように見せて、その実捻りもないアイデアに終始。
立て籠もり犯の動機が弱いだとか、キャスターの不倫問題必要あるかという部分が多々目に付く。
笑えないし面白くもない映画だが、唯一良かったのが妻である吉田羊の存在。
夫のサポートという点でこんな良妻そうそういないだろう。