インド人の夫婦がアメリカで産まれた子供にゴーゴリという名前をつける。
ゴーゴリは有名作家の名前であり、それに名前負けするとしてニキルと改名してアメリカでの生活を送るようになる。
名前とは両親の願いが込められるものだが、これは父親のアショケが学生時代に起きた列車事故の経緯によって思いついた名前。
その思いを知ってか知らずか、ゴーゴリは一人人生を歩んでいく。
しかし映画的には名前にこだわる必要性があまり見えてこない。
それと事件が起きた時の心変わりの速さにはすこし距離を感じてしまう。
確かに分かるのだが、その部分をもう少し丁寧に見せてほしかった。