このレビューはネタバレを含みます
メーベル嬢の奇妙で苦しい状況
1914年、監督おそらくマックセネット。監督は、メーベルにこのサイトはなってますが、Wikipediaは「出演作」、チャップリン自伝では「セネットが監督」と表記してあります。自伝を信用します。
チャップリン、キーストン社さん3作目。
放浪者スタイルでの映画出演。
当時キーストン社のスター女優、メーベルノーマンド。チャップリンは、完全なる下っ端であります。
役柄もメーベルヲ惑わす「酔っ払い」で出演。チャーリー、ちょっと太ってますかね?フィルムの状態激悪なんでしょうがないんですが、なんか顔が、まだ苦労前なんで、ふくよかに見えます。
放浪紳士チャーリー、ホテルロビーに表れます。椅子に座ってこけたりやってますね。椅子はゆらゆらで、ずっこけてます。
チャーリーは、酒を飲んで上機嫌。あっちにちょっかい、こっちにちょっかいしてます。
そこにメーベル嬢出現。犬を連れて登場。チャーリー勿論メイベルにチョイチョイちょっかい。
チャーリー完全敵役であります。
ホテル部屋にひきあげるメーベルちゃん。犬のわんこが隣の老夫婦部屋にはいっちゃいます。
そんなややこしい部屋前廊下にチャーリー登場。
そしてそしてメーベルちゃんのフィアンセも居合わせ恋のいざこざ発生。てな感じの物語。
自伝では、当時チャーリーも新人扱い。チャーリー持ち前のカルーノ一座で鍛えあげたギャグを披露しますが、
編集でバッサリカット
ギャグに注文
監督に注文
あいつ(チャップリン)とやると長くなる
と言われたそうです。
なんで編集点で切れないような箇所にギャグをほうりこんだり、
ほか監督の下で、キャメラ位置から何から独学で吸収していったそうです。
チャーリーの顔芸も荒いですね、ムカつく顔がでてます。キャラも定まらず。
さてラストはいかに?ですが、
メーベル姉さんのハッピーエンドで終了!
チャーリー初期の俳優チャーリーを見たい方はぜひ!