『RRR』でもうっすら感じていたのですが、インド映画になるとたとえ大味でもみんなちょっぴり判定が甘くなるところがありますよね。
主人公が直情型がゆえに感情移入に迷いがなくなり「まいっか!」ってなるからかなあと今作を観てあらためて思いました。悟空やルフィみたいな主人公って意外と映画では貴重なのかもしれないです。
というわけで、『バーフバリ』については明らかに前半部分の方が気乗りしました。だってとりあえず囚われ妃を助けるところまではモチベは恋心オンリーなんですもん。実際ヒロインめちゃ綺麗ですしね。ダンスしながら服を脱がせてドレスアップさせるシーンがかなりお気に入りです。
継承争いに関しての回想はじまってからは、映像はすごいんですが登場人物の区別がつきづらくなって置いてかれちゃったというのもあったり。
大筋はわかったはずなので、きっと細かく把握してなくても突き進めるはずと信じて後編までいってみようと思います。
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・VFXに関しては少し違和感あっちゃいましたね。特に敵王子の屈強アピールのVS闘牛のとことか。動物対決デモンストレーションは『RRR』でもお馴染みだったので、技術レベルの躍進がわかりやすいです。
・滝とか崖とかのシーンはなんとなく、ゲーム『God of War』を思い出します。俊敏すぎるマッチョってファンタジックでいいですよね。