メンバーのほぼ全員が社会人になったアカペラグループのベラーズ。歌う機会が激減した彼女たちは米軍の慰問ツアーに参加させてもらうことに。そこで大騒動が巻き起こるシリーズ3作目。
「ピッチ・パーフェクト」シリーズ3作目にして最終作。大学生だったメンバーはほぼ全員卒業して各々が社会人として苦戦する日々。そんな彼女たちが再び集まり、またステージで歌う機会を得る。
今回も楽しめましたが、前2作と比べたら少しパワーダウン。メンバーももう学生ではないし、2作目でアカペラ大会も行けるところまで行った。なので今回は目標が曖昧という事もありましたし、終盤は何故かアクション映画になったりと迷走気味だったのも、ちょっと引っかかったところでした。
ラストまで見てて全体的に悪くないものの、これ以上の話はもう難しいと思うし、ネタ切れしてるのも何となく伝わってくる。なのでこれで終わりなのは良い判断だと思います。
でも歌の良さは相変わらずだし、明るく楽しい作風は3作目でもしっかり健在。1時間半ほどの短い時間で気軽に見れたのも良いポイント。平均値は高い3部作だったという印象でした。
