幼少期に交通事故で頭部にチタンを埋め込む手術を受けたアレクシア。車に異常な執着心を抱くようになった彼女は、痛みに鈍くなり人の痛みも分からず、殺人まで犯してしまう。逃亡中10年前に息子が行方不明になったヴァンサンと出会い、彼の息子に成りすまそうとするスリラー映画。
まぁもうあらすじからぶっ飛んでる。そして肝心の本編も普通の映画じゃ有り得ない場面だらけ。よくこんな映画思いついたなと。そしてキャストもよくこんな映画に出ようと思ったなと。
万人受けとはまさに正反対。僕自身は残念ながらこの作品あんまり合わないなと感じた次第です。途中から「何見せられてるんだろ…」という気持ちになりながら見てました。
ただ主人公のアレクシアを演じたアガト・ルセルの体張りまくりの演技は凄かったです。ここまで体当たりの姿を見せられる人はなかなかいないのでは。本作の一番良かったところはまさしく彼女でしょう。
他の映画にはない独創的な作風だし、見る人によってはハマる人もいると思います。でも個人的には2度目は無いかなと。笑