こばまさ

世界で一番いとしい君へのこばまさのレビュー・感想・評価

世界で一番いとしい君へ(2014年製作の映画)
4.2
最近濃いめの韓国映画しか観ていなかったので、優しそうな作品を観てみよう。
軽い気持ちで再生してすみません。
呼吸が乱れるほど泣かされました。

“早老症”
なんて残酷な難病だろう。
年齢は16歳だが身体は80歳の息子、アルム。
父親役をカン・ドンウォン、母親役をソン・ヘギョが演じるヒューマンドラマ。

切なく辛いテーマなんだけど、前半の描き方はむしろ明るい。
笑えるところもいっぱいあって、楽しい作品な印象。

特に、近所に住んでるおじさんとアルムの関係性、この2人の友情の描き方がとても良かった。

ただ、後半がもう、ね…
父親の気持ち、母親の気持ち、子どもの気持ち、祖父の気持ち、全部が泣ける
いや、これは誰でも泣くよ。
泣ける映画が観たかった訳じゃないのに…
むしろハッピーな映画を観たかったのに…

カン・ドンウォンが泣く度に、一青窈ぐらいもらい泣きして大変でした。


子役の子が、ほんと素晴らしかった。
悲しくて辛いけど、どこか晴れやかな気持ちになれる、良い作品でした。
こばまさ

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