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『しんぼる』に投稿された感想・評価

松本人志が自分の持ち味であるシュールな芸風を映画に取り入れたつもりだが、実力とセンスと知識が無さすぎる為に大失敗した作品。


あらすじ

目を覚ますと見知らぬ白い部屋に閉じ込められていた水玉のパジャマを着た男。
脱出を試みる男だが、出口はない。
途方に暮れる彼が壁に触れると、“あるもの”が現れて…。



本作を鑑賞すると松本人志が如何に映画や小説を見ていないかが分かる。

一見すると何の関係性もなさそうなエピソードを並行して進めていき最終的にそれが交わるとか、「2001宇宙の旅」のパロディみたいな展開も、松本人志としては斬新なアイデアだと思っているんだろうが、高校生レベルでもこの程度の発想なら出来るし、今までさんざんやり尽くされている。

ストーリー、設定、演出も酷く、小手先で難しい事や奇抜な事だけをしようとしているが、見事に大失敗しており、本来なら笑える部分も全く笑えない。


また、視聴者の大半が思いつくであろう事を主人公が全然思いつかないので、主人公に共感が全然持てず視聴時間が増すにつれ段々イライラしてくる。

とりあえず、最初にボタンを押した時に鉛筆が出てくるんだから、まずどこを押せば何が出るかを鉛筆で書けよ!!

100歩譲って、これをジミー大西や月亭方正(山崎方正)が演じているのならギリギリ説得力がある。
しかし、いつもガキ使で


松本人志「お前らアホやな!!」


と言っている本人が、幼稚園児レベルの知能しかないキャラクターを演じても・・・。

まあ、キャラクター紹介やバックボーンをしっかり描き、演技や演出や衣装などで松本人志とは別のキャラクターだと視聴者に説得させれば全然問題ないのだが、本作はキャラクター紹介が全くなく、ヴィジュアルや演技もテレビで見ている松本人志そのものなので、本人がスクリーンに映っているようにしか思えない。

松本人志が演じるのであれば、そこは視聴者の上を行く発想で困難を解決し、かつ極上の笑いを提供してほしいものである。


しかし、残念ながら肝心のギャグもヒカキンレベル(小学生向け)である為にクオリティが非常に低い。

一個一個のボケの尺が長すぎる上に寒いし、ボタンの押し間違いギャグやオーバーリアクションの演技も最初の何回かはいいのだが、繰り返し何度も何度も見せられると怒りが湧いてくる。


それだけならまだいいのだが、ギャグシーンの度に「これはギャグですよ!!」と説明するのは正直かなりウザい。

これはライムスター宇多丸さんも発言していた事だが、テレビドラマやバラエティの場合、視聴者が皿を洗ったり掃除をしたりと何かをしながら見る事を想定としているので、ある程度の画面を見なくても視聴者が理解出来るように分かりやすく製作しているので、テレビでこのシーンはギャグだと説明するのなら全然理解できる。

だが映画の場合、余程の退屈な映画以外は画面に集中しているだろうし、色々作品の事を考えながら視聴している。

だから、いちいちギャグシーンの度に「これはギャグですよ!!」とくどい説明しなくてもギャグと認識出来るんだよ!!

他にも何か事が起こる度に、説明する必要のないのにいちいち説明するし、視聴者を馬鹿にしているか見下しているようにしか思えない。


何の面白みもなく単純にイラつくだけの作品であるが、もし短編アニメ「きょうふのキョーちゃん」を監督をした頃の若くて尖ってた時代に製作していたら、本作とは全然違ったシュールでブラックユーモアを非常に上手く使った面白い作品に仕上げていたのかもしれない。
青あお

青あおの感想・評価

2.0
“肥大化した自意識”

いつか観なきゃなぁなんて思っていた作品なんですが、どうにも食指が動かずだいぶ年月がたってしまいました、だって、評判悪いから、笑。

細かいボケの良し悪しはまぁ置いておくとして、詳しくは書きませんがオチの部分、この作品のテーマが嫌です。
尊大で自意識過剰、例えフィクションといえどもアンタがそれやっちゃ笑えないだろうに。
それに、俺の笑いがわからないやつはみたいなものがチラホラ見え隠れしてますねぇ。

物語性の構築が出来ないんですね。
海外を意識したら寿司だしときゃいいみたいな安直なアイデアのオンパレード。
小学生レベルの下ネタ。
さも「意味深」であるかの様に見せて浅いラストの演出。
映画ってプロットだけで乗り切れる様な底の浅いものじゃないなぁと改めて考えさせられました。

そもそも大声だしときゃみたいな…まあ、今更グチグチ書かなくてもいいか、笑。

オムニバス的つくりだったらまだ観れたかもなー、なんて思ったり。

辛口になってしまいましたが、誤解無きように、僕は松ちゃん、わりと好きなんですよー、と、謎のフォロー、笑。
マイクD

マイクDの感想・評価

3.7
松本人志監督作品第2弾。メキシコで暮らすプロレスラー、エスカルゴマンの日常と、時を同じくパジャマにおかっぱ頭の人が部屋に閉じ込められて、脱出を試みようとしていた。なんかこの映画の格好で、「恋のから騒ぎ」とか色々な番組に出演していたのを思い出します。個人的は前作の「大日本人」より好きかもです。世界観が凄い。ボタンネタでよくあんなに思いつくもんだなぁと。壺と寿司のところはめちゃくちゃ笑いました。後、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」の看板が映るシーンは海外ドラマ好きな私には嬉しかったです。

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