指の小指

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーの指の小指のレビュー・感想・評価

4.5
公開当時劇場で鑑賞済。Disney+ドラマ「キャシアン・アンドー」に合わせ再鑑賞を。

ならず者の反逆者、一匹狼達の寄せ集めチームである“ローグ・ワン”。情報将校のキャシアン、愛嬌のあるK-2SO、パイロットのボーディー。特にドニー・イェン演じるチアルートの立ち回りが美麗かつクールで最高。そしてベイズとの熟年夫婦の様なバディがいいんですよね〜。

メインはジンであるものの、明確な主人公は置かず、大儀の為に生きた者達の群像劇として描いているのも良き。

お馴染み「I got a bad feeling about this」など様々な目配せをはじめ、本家から登場のキャラクターや機体の数々もファンには嬉しいものばかり。

終盤、緊張の糸が張り詰めた闇の中に赤く光るライトセーバー。全盛期のダース・ベイダーがダークフォースで容赦なく迫り来る恐怖は圧巻。

名も無き者達が繋いだ一筋の“希望”がEP4冒頭へと向かう展開は、その先を知っているからこそ感慨深いものがあった。
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