このレビューはネタバレを含みます
言葉のチョイスが悪いかもですが、自分がこの作品のことを忘れないために感想を残します。
元々この作品のことは全く知らず、何か映画を観たいなと思い、渋めの作品を探していた時に目に留まったのが「みかんの…
ロシア/グルジア/エストニアの反戦映画。
「世界は閉じたまま」という宣伝文句を観ると、「コーカサスの虜」を思い出した。この映画は実は「コーカサスの虜」と同じ地域の戦争映画だということは、観始めてから…
一軒の屋根の下で描かれるアブハジア紛争を通して見る、言語・民族・宗教の異なる他者の排除、不寛容。
命をかけ憎悪を燃やして闘う男たちの物語の多くがそうであるように、死と生を挟んで食卓を囲む男たちの間に…
アブハジア紛争。ちっとも知らなかった。どのような対立なのかは、背景情報がないのでわかりづらいが、この映画が伝えるメッセージはストレートで普遍的。
敵も味方も関係なく淡々と負傷兵を介抱するイヴォ。紛…
同じく、グルジア(ジョージア)紛争を扱った「とうもろこしの島」に続けて同日に鑑賞しましたが…
素晴らしい映画でした!
個人的に、大絶賛です!
こういう細部にリアリティが行き渡って、
かつ、重厚な…
ジョージア(サカルトヴェロ)西端のアブハジア、90年代の独立紛争さなか、互いに仇である兵士たちが一つ屋根の下にある緊張感!
その間に立つ生活者の抱える哀しみとユーモア。
複雑な背景から普遍的な主題を…