masayaan

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのmasayaanのレビュー・感想・評価

3.0
『アベンジャーズ』が完結したらしい、というのも、映画から遠ざかっている間の気がかりな話題の一つだった。08年の『アイアンマン』を若かりし頃のデート映画に選んでしまったことの後悔(すごくつまらなかった)から始まった、一方的な因縁というか、この空しい復讐劇も何だかんだで10年以上の歴史を重ねてきた訳だ(数えてみたら、関連作品10本以上観てるみたい)。ここまで来たら完結前に、リアルタイムで小言の一つでも言わなければ俺も報われない、そう思いつつも時は流れて元号まで変わってしまった。

そんな作品を今さらDVDで観る意味に迷いつつも、これで清算だと思って手に取った。映画が終わって残った唯一の感想→「ただのスカヨハ最高映画じゃないか(雑音だらけの映画で唯一、その「声」だけで演出を自給自足させる最強の女。男たちが小学生の妄想みたいなビームをビンビン飛ばす中で、ひたすら地味な肉弾戦を挑む女・・・)。一方の、期待を高めまくって迎えた噂のラストは何が衝撃なのかさっぱり理解に苦しむも、要するにこれ、映画ってよりは、「死ぬほど金と労力をかけて作りこんだ『劇場版ドランゴンボール』なんだな」と。

しかし、未来を覗いてきたという某キャラの算出する勝ちパターンが「0」じゃないんだ、ってところで「ヌルっ!」と突っ込んでしまった(『エンド・ゲーム』もちゃんと観ます、楽しみです)。
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