失った人への面影に囚われた男女が出会う再生の物語。
まだご両親もご健在ですし、身近にそういう方がいないのですが…普通にストーリーが面白かったです。
脚本のどこにも違和感を感じさせず、スーーっと入…
過去に囚われた二人の少年少女を描いた映画。過去に取り残された小屋での生活は、彼らの心情が反映されているようである。
物語中の様々な事象から、山猫は死を連想させる。二人がその山猫を追って社会から隔絶し…
逝ってしまった人の事情が詳しく語られない分、残された者が背負うものに焦点が当たっていて、つらい。
周囲の人々との温度差もまた、主要人物の心情を際立たせています。
田舎の山の音ってこうだったなと、思…
このレビューはネタバレを含みます
起こった出来事、やってしまった事
無理に忘れる必要はないけれど、
忘れてもいいこともあるんだよって言われたみたいで軽くなった気がした。
序盤にお父さんと眼鏡かけた人が話すシーンが、
役者さんを知…
2015/9/24渋谷ユーロスペースSC1
鶴岡慧子監督、渾身の商業映画デビュー作は傑作でした。
土地根付く記憶の物語。
日常と映画の中間のような台詞の数々に、時々ゾッとするようなカメラワーク。映…
ブログを更新しました。 『「過ぐる日のやまねこ」大切な人を失くした後の哀しさと虚しさは、どうやって消したら良いの?』 ⇒ http://ameblo.jp/yukigame/entry-120736…
>>続きを読む喪った人が、もうここにいないことを受け容れる物語。
人の、ひとへの思いを深く感じる詩のような映画だ。
忘れることと、忘れないでいること。
置いていかれた人間の心の置きどころがどうにも分からなく…
私が審査員をしていた「ぴあフィルムフェスティバル」でグランプリを獲得した鶴岡慧子監督の劇場用映画第一弾となる「過ぐる日のやまねこ」の試写会が開かれました。
作品はPFFでグランプリを獲った「くじら…
上映会にて拝見。気になっていた作品なので見れてよかったです。俳優がみなフラットに佇んでいて好き。画がとにかく良く、藝大出身のスタッフと監督とで撮ったとは思えぬクオリティでした。静かな辛辣さがそこはか…
>>続きを読む(C)「過ぐる日のやまねこ」製作委員会