くま

実験4号 It’s a small worldのくまのレビュー・感想・評価

実験4号 It’s a small world(2008年製作の映画)
2.5
随分前に買ってずっと積読本だった伊坂幸太郎の本、「実験4号 後藤を待ちながら」を最近読んだ。
本とセットになっていたDVDがあったので、
本とどんな感じでコラボしたのかと興味だけで観た。

本の方はいつもの伊坂さんらしい、、でもいつものような面白さ、冴えは感じられず失敗作かもなあと思ったから
映画の方も全然期待はなかった。

人類の3分の2くらいが火星に移住した近未来の日本の全校生徒が3人のとある小学校が舞台で本とはあまり関係ないように思えたが、、

登場人物はその小学生3人とシマ子先生と謎の用務員の5人。

面白いってほどではないけど、不思議な感じで、火星に旅立つ前の卒業式の予行演習~前夜~当日を描いていた。
説明的なものは少なく、余白だらけで静かに進行。
ホーっと観てたら面白さがよくわからない内に観終わっていた。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」ってチコちゃんに叱られる! (笑)

ただシマ子先生が綺麗な人だったなあと思った。

後で検索したら竹下玲奈さん、モデル出身だった。


THEピーズというロックバンドを知っていて、「実験4号」という歌、
歌詞を知っていれば違う印象だったかもしれん。

初めて聴いた曲だったけど、割といい曲だなあと思った。


本となんとなくリンクしていたような、、もう一回本を読んでDVDを観たら、あるいはもう一回DVDを観て本を読み直してみたら見落とした面白さが分かるのかもしれない、、いつかまた、、しばらくはいい。

不思議な余韻が残る作品だった。
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