2017年公開
監督 : マーティン・スコセッシ
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江戸中期、弾圧激しい長崎で、「日本」と向き合ったひとりの司祭の葛藤のお話。
「信じる」という行為の、行く末と、意味と、価値とについての物語…
基督教云々よりもなにより、和服は日本人こそ似合うということを感じた。
学校の日本史の授業で、サラーっと「鎖国中の日本では、多くのキリスト教信者は迫害を受けた」的なことが書いてある文章に触れたくらいだ…
深く重いテーマであり、映画のテーマからしても盛り上がることもなく、長く暗い印象
信仰と現実の狭間で葛藤するロドリゴの様子が丁寧に描かれている一方で、村人の迫害のされかたがとってもシンプルだった
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今年最後を飾る映画は...巨匠マーティン・スコセッシが手掛けた『沈黙』。遠藤周作の同名小説を映画化した歴史超大作です。
17世紀、キリシタン弾圧が激しさを増していた江戸時代初期の日本。長崎で宣教師…
弱い者の居場所はどこに?
神はどれだけ問いかけようが、どれだけ祈ろうが沈黙を守った。
こういう人たちを見ると悲しくなりますね。なにかにすがりつきたい位辛い日常で夢のような嘘にすがりつく、、、見…
マーティン・スコセッシ監督による、日本でのキリスト教弾圧を描いた作品。
映画として、凄く面白かったです!
宗教弾圧というテーマで、3時間弱という長さで敬遠したくなる感じですが、そんなことを感じさせ…
“村人は押し黙ったままでした”
モキチの聖歌が聞こえなくなった後の波の音が耳に痛かった。彼らに神の声はどんな風に聞こえたのだろうか。
神とは、赦しとは、布教とは、政策とは。
神と人との愛をみせ…
スコセッシの沈黙、やっと観れた。
最後まで音楽のない世界…。
幼稚園から高校まで同じカソリックの学校で育ち、修学旅行は勿論のこと、授業の中でもこの時代の話が出てくるたびに、念入りに学んだはずだけれど…
このレビューはネタバレを含みます
最初に言っておくと、すごく面白かったです。
原作未読ですが、おそらく原作自体も面白いんでしょうね。
タイトルの『沈黙』の意味が観る前まではわかりませんでしたけど、人々の行いに対する「神の沈黙」のこと…
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