ティンク

シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのティンクのレビュー・感想・評価

3.8
【過去作レビュー】
『ジョン・ファヴロー物語』

冬休みに過去録を観たのに、レビュー忘れてました。

本作の監督・脚本・主演の、ジョン・ファブロー。
俳優、映画監督、映画プロデューサー、脚本家です。
俳優として活躍し、監督としてはついに、「アイアンマン」を監督して大ヒット。今のマーベル発展の礎となり、「アイアンマン2」もヒットさせるも、意に沿った作品を作らせないスタジオと対立し、「アイアンマン3」を降板。

この経歴の「映画」を「料理」に置き換えると、本作になります。

革新的な料理で大成功したシェフが、レストランのオーナーから新メニュー作成を反対され、売れ筋の定番メニューを強制されて対立、店を辞めフードトラックを始め自分を取り戻していくお話。

アメリカ人好きそうな、父親と息子の絆回復のお話。
アメリカ人好きそうな、妻と夫の関係修復のお話。
アメリカ人好きそうな、仲間で旅するロードムービー。
アメリカ人好きそうな、夢を実現するお話。
ジョン・ファブローの個人的体験がそのまま映画になったようなものですが、どんな国の人でもグッとくる普遍的なお話になっています。

父親の成功は、息子がSNSを駆使したおかげというのも今時(といってももう10年前の映画)ですね。

結末も、今のジョン・ファブローを予言しているようです。

出てくる料理がみんな美味しそうなので、空腹時の鑑賞は避けましょう。
(キューバサンド、食べたい)
ティンク

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