SNOW

ソウォン 願いのSNOWのレビュー・感想・評価

ソウォン 願い(2013年製作の映画)
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とてもスコアをつける気持ちになれない。
文章に書くことを躊躇するほど
辛い映画でした。

鑑賞後に知ったのですが
実際にあった出来事から作られたそうです。
尚更に辛すぎます。

とても重くて辛い内容ですが
特に父親の方々がこの映画を見るのをお勧めします。


↓ネタバレ

















家族に子育てに全く興味がない父親。
そんな父親が事件をきっかけに
必死に娘と家族に向き合い
娘に寄り添う物語だが、
事件の内容が辛すぎて心が痛い。

自分も父親なので
辛すぎて映画の採点が出来ません。
それぐらいに感情移入する内容でした。

ソウォンは事件の影響で男性恐怖症になり
父親の顔すらも見れなくなる。
ココモンの着ぐるみ着て見守り
勇気づけ愛情を与えることで
父親はソウォンに生きる力を与え続ける。
その思いが伝わり
もう一度父親として受け入れられとても感動した。
ココモンの積み重ねであのような感動を作るとは脱帽です。

最終的に家族が弟という新しい命と共に
希望を持ち前に向かって歩いて行こうという姿に心打たれましたが事件内容が酷すぎて
心が打ちのめされ怒りと悲しみで
虚無感な気持ちになりました。

実際に被害にあった女の子と家族はこの映画のように前向きに生きているのだろうか。
幸せであって欲しいと強く思う。
性犯罪者は法律で陰茎を切断する規則にした方がいい。
性犯罪についても考えるきっかけにもなる映画でした。

家族にも子育てにも興味を持たない父親の方々がこの映画を見れば改める思いになるかもしれない。それぐらいの心を動かすメッセージ力がある。
SNOW

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