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フューリーのkouseiのレビュー・感想・評価

フューリー(2014年製作の映画)
3.7
一般市民を巻き込む戦争の残虐性が全編で描かれている。
そして、ノーマンという純粋なキャラクターを通して、人を殺すとはどのようなことかを伝えています。一度引き金を引いたら後戻りはできない。徐々に救いを乞うのを諦め、戦争によって人間性を失っていく経過は恐ろしい。

音や臨場感や戦車戦の迫力は申し分なかったが、弾道が過剰に色付けされているのが気になりました。背景を宇宙にしたらスターウォーズと勘違いしてしまうのではないかというほど。

ブラピ、ローガン・マーランを始めとしたキャスト陣は素晴らしい演技をしています。その中でも特に良かったのはジョン・バーサル。ウォーキング・デッドでもそうでしたが、本当に悪役が似合う俳優で、本作でも最高にハマってましたね!

まだ観てない方はぜひ!
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