matchypotter

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊のmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.4
平成ライダーvs昭和ライダー。
からの、さらに、スーパー戦隊コラボのお祭り騒ぎの鎧武世代のパーティー映画。

もちろん、その名の通りでライダーの共演もスゴいが、ライダー俳優陣の共演もスゴい。
たぶん、もう、これは集まれない。

佐野岳、井上正大、半田健人、白石隼也、桐山漣、高杉真宙、竜星涼、志尊淳、横浜流星。
からの、昭和ライダー、藤岡弘、、速水亮、菅田俊。
そして、悪ノリがノリノリの板尾創路。雛形あきこまで。

個人的に555の“猫舌”半田健人、Wの桐山漣、が観れてアツい。フィリップ、菅田将暉、それは残念。
ライダーではやはり世代としてはBlackとBlackRX、胸アツ。
推しライダー、クウガ、OOOは今回は控えめ。話の特性的には向いてないとはいえそれも残念。

今や映画やTVドラマの主役を張れる豪華俳優陣が次から次へと出てくる。
さすがイケメン俳優の登龍門、ライダー、スーパー戦隊。

一瞬しか出てこない人もいるが、それでもこの価値は大きい。1つの作品にこれだけ集まってる作品はなかなかない。

最初にライダー同士の争いから描いて混沌とさせて、昭和ライダーと平成ライダーの壁を描く。

身近な人も、世界の平和も守る、その使命は同じはずなのに、お互いのプライドや背負っているモノが邪魔をしてなかなか手を取り合うことができない“昭和”と“平成”。

色んな平成ライダーたちがそれぞれ巻き込まれていきながら、自分の背負ってきたモノを再び噛み締めながら。

時には自分を犠牲にしてでも多くの命を救いながら、時には大切な仲間を救えなかったこともあるライダー達の辛く険しい生き様。

特にそういった要素を色濃く描かれてきた555に焦点が当たる。
再び悪の力が蔓延り始め、それぞれがそれぞれの使命感で守りたいものを守ろうとする。

しかし、悪の力は単体でも強力で、むしろ悪の力の方が結束している。
その悪を産み、招いたのが平成ライダーだと主張し始め、それに抵抗しながら真相を探る、、、これが“昭和”vs“平成”の構図となる。

それを555が繋ぎ止め、ディケイドが紡ぎ、Wが加速させ、鎧武が動かす。そんなストーリー構成と役割。

“平成”を認めない“昭和”。
10人の平成ライダーの世界を繋ぐディケイドと、15人の平成ライダーの力を使うフィフティーン。

次々と倒れていき消耗していく中、それぞれの守りたいモノと、正義をかけてぶつかり合い、新しい絆を生み、まだ見ぬ未来を守る。

今回は豪華俳優陣の出演もあり“変身”シーンもたくさんあってアツい。

それぞれのライダーのキャラクター性や思いもしっかりベースにあってそれらが交錯していく物語なので、たくさんのライダーにスポットライトが当たってて良かった。

“昭和”から“平成”に受け継ぐ物語。
ただのお祭り騒ぎなだけでもなく、それなりに感傷的な部分もあってライダーの歴史を感じられる作品。

やっぱり藤岡弘、が出てくると全体的に引き締まる。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
『matchypotterと映画の秘宝』
https://matchypotter.com/
作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
(まだ始めたばかりでお粗末が過ぎるブログですが)
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○


F:2306
M:1776
matchypotter

matchypotter