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96時間 リベンジのmatchypotterのレビュー・感想・評価

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)
3.9
さぁ、2周目いきましょう。
3部作×4シリーズ、ぐるぐるローテーション。
Part.Ⅵ。2周目①。

無双のリーアムニーソン、再び。
“リベンジ”、何がリベンジかと思ったらそういうことだった。
“リベンジ”というか、これはもはや“逆恨み”。
無敵の“元CIA”のリーアムパパに対する逆恨み。

前作で国外で娘を拉致されたリーアムパパは自分の持てるノウハウを駆使しまくって完膚なきまでに娘を拉致した組織を駆逐し、娘を救った。

だがしかし、その彼の報復がまた別の怒りを買う。
その時に駆逐し、一網打尽に亡き者にした相手側の親分がリーアムパパに対して“リベンジ”をかましてくる。

舞台はイスタンブール。またしても米国でもない出先でリーアムニーソンvs組織の対決が始まる。

相手が彼の娘を拉致したから壊滅させられたわけだが、その相手を容赦なく殺してしまったことで報復を受ける。

完全に相手が悪いはずなのに、娘を拉致したから救っただけなのに「よくも息子を殺してくれたな」と、仕返しに燃える親分。

本当にいい迷惑としか言いようがない。
そのせいで、まだ若いのに人生で拉致されることを経験し、1度ならず2度も父と共に外国で犯罪組織と向き合う娘のキム。

彼女がある意味で1番可哀想だけど、タフかも知れない。
とはいえ、そんな人生だったら普通はトラウマ抱えるか、精神に異常をきたす。

だけども今回の娘キムは、無双の父と共に母の拉致に立ち向かう。
父も父なら、娘も娘。しばしの間、無双コンビと化す。

もはやリーアムパパ1人に報復したいがために組織の全てを投じる親分の執念。
そこまでしないといけないなら、たった1人の“元CIA”とやり合うのやめれば良いのに。

案の定、それなりにリーアムパパを苦しめ、家族にも被害が出る中、親分サイドの組織の人間がまたは何人リーアムパパの手にかかったかとか。

3部作だから次があるのも確定しているのも知ってるんだけど、、、もう、彼に手を出さない方が良いんじゃなかろうか。

彼を怒らせるともう手がつけられないことはわかってただろう。
どれだけ追い込んだところで、絶対に彼は屈しないし、タダでは転ばないし、、、必ずやり遂げる。

今回も報復に燃えてしまっただけに、容赦なくリーアムパパの本気の怒りをぶつけられる。

最初から最後まで、かなり徹底的に襲いかかってくるが、なぜかそこまでピンチに感じない。
それどころか、いつの間にか追ってる立場と追われる立場が入れ替わってるレベル。

なのに、どうして、報復したがるのか。
組織側、結果的にもっと壊滅してるじゃない。

3作目、“レクイエム”。
鎮魂歌、ということは、ここでついにカタが付くのか。今から楽しみだ。

今回は1作目よりも守るモノが多く、さすが親分登場だけあって苦戦し、劣勢な場面もあるが、相変わらず負ける気のしない破壊力のリーアムパパ。

無双の“元CIA”リーアムニーソン、お家芸すぎる。ホント観てて楽しい。
こんなカッコよくて渋くて勇敢で徹底的で良い頑固パパのイケおじになりたくて仕方がない。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
(まだ始めたばかりでお粗末が過ぎるブログですが)
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