塔の上のカバンツェル

猿の惑星:新世紀(ライジング)の塔の上のカバンツェルのレビュー・感想・評価

3.5
本作ずっと観てなかったけど、続編の「聖戦記」は結構好き。

ちょっとエンタメとしては尺が長いし、正直お猿さん達で画が持ってるかは微妙。でも、コバという業を背負ったキャラと聖人たるシーザーが文明を担うにつれ人類史の碌でも無い面に引き摺り込まれる人間…猿模様が普通に感情移入できちゃう。

アラソイ…ヨクナイ。

冒頭2001年宇宙の旅のオマージュとか、また世紀末で人類を率いているゲイリーオールドマンとか、マットリーブスの小粋さは素直にクスッとくる。

最近は悪そうな役ばっかのジェイソンクラークが良い人役。

謎に重武装だけど、M1117が活躍する映画って珍しい。

続編のグレートウォーはどっちと言うと流浪の民の話だったので、猿のキャバリー(騎兵隊)してる本作の方がウォー感は高めだった。