知的障害を持つ父親と2人で暮らす6歳の女の子イェスン。
ある時父親は、殺人の容疑で刑務所に入れられ、結果死刑判決を受けてしまいます。
「泣ける映画」でよく聞く映画は、やっぱり泣けた。
でも、タイトルに奇跡とあるから、勝手に感動の涙を流せるのかなと思いきや、悲しくて泣くことになるなんて…😭
この映画を見る前に、『ライフ・オブ・デビット・ゲイル』を見たばかりだったので、立て続けに冤罪や、死刑制度について考える機会が。
死刑が執行されてしまえば、もちろん遺族の中では事件が終わるわけではないけれど、死人に口なしで、一区切りついてしまう、無理に一区切りつけたのでは?と悲しくなりました。立場の弱い人の、弱さに漬け込む捜査はして欲しくない。
現実そんなん無理でしょ!ってことがスイスイ実現されていくところもあるから、現実感が逆になく良かったのかも。
7番房の囚人たちとのやり取りを見て、ほっこりしたり、笑えるシーンも多くて、重く悲しい内容ですが、温かな気持ちにもなれる映画でした。
あと、課長かっこよすぎ…😌💕