何か大事件が起こるわけではないし(いや、ちょこっと起こる?)、ここの伏線が〜みたいなことも無いけれど、日常だって大体は平凡な日々が過ぎていくしなぁ。と、何気ない日常をもっと感じてみようと思えてくる映画でした。
私はパリと、ヘルシンキがお気に入り。
酔っ払ってる人を遠目から見るの好きなので(?)、ヘルシンキの、最初のタクシーを待ってる姿から、突っ込みどころ満載すぎて、好きでした。
そして、おいおい泣くけども、肝心の同僚を置いて帰る、適当さも、人間らしいなと。
タクシーって、初対面で、密室で、会話がうまれて、でもきっともう会うことはない、一期一会の、少し不思議な空間。
もしかしたら、そこでの会話、全部ウソかもな。とかも、思ったりして。笑
今日も全世界のタクシーが、色々な人間ドラマを乗せて、走っているんだろうな。