デデという娼婦に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『デデという娼婦』に投稿された感想・評価

t

tの感想・評価

4.5

芹明香のような生命力を感じるシモーヌ・シニョレ演じる娼婦と、娼館の食事シーンでフランス版『赤線玉の井』かと思いきや…
ラスト10分ほどは本当に凄まじい。所々で言語が通じないシーンが挟まれるが、そうい…

>>続きを読む
eiganoTOKO

eiganoTOKOの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

プロ意識高いデデ。
金をもらったら塩対応から神対応。
当然です。
シモーヌ・シニョレの唇と眉メイクが素晴らしくゴージャス!
好きなことをやるのが人生なのに切ないエンディング。
ノワールものだと思わず…

>>続きを読む

他の人の好評を見て、そういえばイヴ・アレグレって名前だけ知ってて作品は見たことないなと思い見てみたのだけど、ジャック・ベッケルやマックス・オフュルスに通じる美麗なカメラワークが拝めて中々気に入った。…

>>続きを読む
たく

たくの感想・評価

4.2

ラストがすごい。
それまで彼の暴力に怯えて逆らえなかった彼女が、本当に愛する男を殺されて吹っ切れたときの残忍な恐ろしさ。
ラストで出勤の自転車集団とすれ違って車で去っていくという明暗の対比もすごい。…

>>続きを読む
POVからのジャンプカットとか普通に今のフランス映画よりも鮮烈。

イヴ・アレグレの傑作として強く記憶に残っているのが本作。
シモーヌ・シニョレが二人の男性(マルチェッロ・パグリエーロとベルナール・ブリエ)と絡むシーンの度に訪れては過ぎ去ってゆく、打ち寄せる波が引い…

>>続きを読む
シモーヌ・シニョレの艶やかな唇、アントワープ港の夜景。悲劇を発見するプロセスに呼応する激情に満ちた車中からのPOVショット。マルセル・ダリオが徘徊する姿を捉えた少し長めの移動撮影も良い。

超絶大傑作。
話はヒモ野郎から逃れようとする娼婦が別の男に恋をするってすげー単純な話なんだけども。
舞台が夜霧、もしくは朝霧の波止場で、これだけで好き。
オープニングで波止場を360度パンっぽくカメ…

>>続きを読む

2015.05.31 DVD

マルセル・パリエロがシモーヌ・シニョレを誘い出してから別れるまでのシークエンスのすばらしさ。煙草と沈黙、シニョレの横臥、パリエロの座り方。交わされる視線。そしてさりげ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事