「下手くそな演奏がダメな音楽で、上手い演奏がいい音楽だとは、僕には思えないな」という先生の台詞は、音楽にとって何が大切なのか、この世になぜ音楽が存在するのか、その本質を物語っているように思える。多感…
>>続きを読む黒い髪がみんなさらさらしてて可愛らしい。いきなりパン食べてる子も、海にさわる手も可愛い。
はっきりと選択したわけではないのに何となく歯ブラシでリズムをとること。なんで入部したんだろうと思いながらカチ…
よくある吹奏楽部モノですが、主人公が折に触れて“うさぎ”の幻影を見ます。いや、見えているのかな?観客にだけ見えているのかもしれません。いい意味でひねりの無いまっすぐな物語に、異質な翁姿のうさぎが妙な…
>>続きを読む全体練習のシークェンスが特に素晴らしい。ギリギリのところで音楽として成立してる、いまにもバラバラになりそうな、だからこそ中学生らしい演奏を、手持ちカメラの長回しで各パートにパンする演出がぴったりハマ…
>>続きを読む懐かしい気持ちになった。
生徒役のキャストほとんどがオーディションで選ばれた素人とのことで、だからこそ自然体な感じがよかった。
宮崎将くんは個人的には『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』役が印象的たっ…
内気な少年が吹奏楽部に入部することになり、仲間と共に成長していく姿を描く中沢けいの同名小説を映画化。ドキュメンタリック過ぎて大きな起伏が見えにくいし過程がすっ飛ばされているような編集に退屈さを感じて…
>>続きを読む澄みきった空気の中に在る色んな音が心地よい作品でした。特に台詞がないシーンが結構あるのですが、不快感なく、不安感もなく、心が静寂になるような、本を読んでいるような感じの映画でした。行間から読み取る所…
>>続きを読む小学生のときのことを思い出して懐かしくなった。あのときみんなでこんな風に演奏したことは本当にあの時しかできないことだったんだ、って思った。お父さんとのシーンが印象的。うさぎがどんな意味で出てきたのか…
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