『全員が42番を着れば違いがわからない』
存在は知っていたけど観たことのなかった本作を大谷選手の42番姿をみたこともあり鑑賞…泣くしかないやつだった。
もちろんながらメジャー初の黒人選手ジャッキー・ロビンソン(正確にはもっと昔にいた?)にまつわる物語。散りばめられた美しいエピソードの数々、徐々に理解を示すチームメイト、彼を勇気づけ励ます温かな家族や隣人。
どれもホント素敵なのだけれど、実際のところはどうだったんだろうと思ってしまった。もっと酷いヤジや態度、それこそ命の危険を感じるような出来事がたくさんあったのではないかと思ってしまう。
だからこそ彼を保護し、差別排除に努めた組織側もさることながら、ジャッキー・ロビンソン自身がそれだけ忍耐強くて紳士的な人だったのだろうと本当に感心してしまう。
『君は偉大なプレーヤーであるばかりか、立派な紳士でなければならない。仕返しをしない勇気を持つんだ』
作中の台詞がWikipediaにもあったけど、
本当に偉大な人だなと思えた。
ますますドジャーズに注目してしまう!