高校教師のジェルマンは受け持ちの男子生徒クロードの書く「週末をどう過ごしたか」という課題作文の内容に魅了される
ジェルマンも彼の妻も観ている私たちもクロードが綴る虚実入り混じった世界に惑わされ続きが気になってしょうがない
クラスメイトのラファの家庭に入り込む美少年
ラファの母親を誘惑、中産階級の女の香りがするって表現するセンスが面白い
ラファに父親まで誘惑
ジェルマンは言う「パゾリーニか!」
実際クロードに狂わされるのはラファ家ではなかったけど
終わり方が悲惨じゃないのはよかった
最後にクロードの実生活がわかると彼への印象もかわってくる
そういえば『赤い航路』でも売れない作家が語るエマニュエル・セニエの虚実入り混じった物語の続きが気になってしょうがなかった
セニエにはそういう現実みのないエロさみたいなものがある