ハレルヤ

アンディフィーテッド 栄光の勝利のハレルヤのレビュー・感想・評価

3.9
テネシー州にあるマナサス高校のアメフトチーム「マナサス・タイガース」。結成から一勝も出来ない弱小チームだったが、2004年からボランティアとしてコーチを務めたビル・コートニーの指導から無敗の常勝チームへと成長していく様子を捉えた実録ドキュメンタリー。

アメフトを題材にした映画なら「タイタンズを忘れない」「ルディ 涙のウイニングラン」「ギャングスターズ 明日へのタッチダウン」などなど名作揃い。それらは実話を基にしたエンタメ作ですが、本作は完全にその場を映し出したドキュメンタリー。

鬼コーチと呼ばれたビルと問題や悩みを抱えたチームの主軸選手3人が中心になっています。ドキュメンタリーであるからこそ誤魔化しの無い展開があるし熱量が存分に感じられます。

アメフトを通じた人間性の構築。劣勢からの這い上がり。1人だけ悩まず皆で解決していく結束力。ただ単にアメフトだけじゃなく人生においても大切な事を学んでいくメンバーたちの様子を見ていると、「映画のようなドラマってやっぱり本当にあるんだな」と思いました。

「スクールウォーズ」のような指導者と選手の熱い絆を感じさせてくれる内容でしたし、アメフトを特に知らなくても楽しみはたっぷりと感じられるでしょう。
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