“きっと、うまくいく…よね?”
インドの名門工科大学ICEに入学したランチョー、ファルハーン、ラージュー。
3人が学長や教授たちを怒らせたり、様々な騒動を起こしながらもエンジニアになるため奮闘する物語。インドの教育問題に斬り込んでいます。
ベタな笑いとシリアスな感動、そしてインドと云えばなミュージカル、その3つの要素がバランスよく散りばめられています。僕はこの作品を観る度にいつも笑って泣いて元気をもらっています。
そして、心が疲れている時にポジティブにシンキングできるヒントをそっと教えてくれるような作品でもあります。
主人公ランチョーは変わり者ではあるけれど自分を持っています。
そんな彼の言動に周囲は影響され各々少しずつ未来を切り開いていく。
親からの期待、競争社会、将来への不安、詰め込み教育、インドの抱える社会問題(貧困、カースト)
そんな壁に立ち向かう時、いつでもランチョーは一歩踏み出すためのアドバイスをくれるのです。
「美徳に従えば自ずと成功はついてくる」
「将来を心配していたら生きていけない」
ランチョーは言いました。
「心は臆病で麻痺させる必要がある」
誰だって最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるものです。
だから覚悟を決めたそんな時、口笛まじりにこの言葉を「All Izz Well!」
「うまーくいーくー!」