信濃の肉うどん男

ローラの信濃の肉うどん男のレビュー・感想・評価

ローラ(1981年製作の映画)
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仕事はモダンで私生活は時代遅れの"手にキス"野郎。戦後ドイツのまさに自由だ!!がローラによって体現されている。モラリストが長年お世話になった古い秩序から自由社会にゆっくり浸透していく最後の姿は号泣だった。それを導き保証するのは女。カチッとハマる男女。泥酔ローラ笑ったし、脱いでいくマリーの歌が残る。チャンネル2つしかないTVに対し、まじ?米は12チャンネルあってしかも24時間やってるぜって言って去る居候米人が愉快。ナチスの罪を広く国民に植え付けたのは、1/2のチャンネルで78年に放送された米国ドラマ「ホロコースト戦争と家族」主演メリル・ストリープ。これで当時のドイツ人(西)は自国を恥じ、多くの人が欧州統合を望んだとのこと。
『西ドイツ三部作』女 ローラ