つめけん

ひまわりと子犬の7日間のつめけんのレビュー・感想・評価

ひまわりと子犬の7日間(2013年製作の映画)
3.4
「奇跡や」

動物の殺処分の話。道徳の時間に見させられる感じの映画。実際、子供に見せるには最適な温度感だと思う。

動物の命を統制するのは完全に人間の驕りだけど、動物を制限なく野放しにしていいかって言うとそれも違う。難しい問題ですな。

主人公の子供たちや周辺人物を取り巻いて感動的に語られる話ではあるんだけど、あえて嫌な言い方をすると、保健所職員の主人公が完全なる公私混同で1匹の野犬とその子供に肩入れして助けてあげるっていうストーリーだよなこれ。命の目方をそんな個人的な感情で変えられちゃ死んでいった犬たちは堪らんでしょう。命に責任を持つってのは、ある種冷たいくらい平等であることも大事なんじゃないの?


若林が出演している関係で、一時期オードリーANNで死ぬほどイジられていた。実際、そうそうたる豪華出演者の中に何故か若林が紛れている図はなかなか面白い。演技はネタになるほどヘタではないけど別にうまくもない。しかし、若林はこの映画でアカデミー話題賞を取り、式典でクソ滑った。アカデミー賞って実は大したことないんじゃないか?と思うには十分すぎる材料。

ソナーポケットの主題歌が面白い。歌詞があまりにもありきたりな上にコンドームくらい薄っぺらで笑ってしまう。含蓄もクソもない。何も言ってないのと同じですよ、あんな歌詞。
Jpopありがち歌詞を網羅する勢いで並べ立ててる。わざとやってるんじゃなけりゃ説明がつかない。
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