こぅ

リプリーズ・ゲームのこぅのレビュー・感想・評価

リプリーズ・ゲーム(2002年製作の映画)
-
「半端仕事ってのはトラブルの始まりだぜ」

女流作家、パトリシア・ハイスミス原作の[リプリー]シリーズで、アラン・ドロン/デニホ/マット・ディモンが演じた トム・リプリー をJ・マルコヴィッチが演じた、【愛の嵐】のリリアーナ・カヴァーニ監督による、【巻き込み型サスペンス】。

劇伴担当は、E・モリコーネ。

晩年はハゲてしまったトムリプの巻〜。


かつて裕福な友人を殺害し、彼になり代わった
イタリアで裕福に暮らすトム・リプリー(ジョン・マルコヴィッチ)のもとに現れた、かつての犯罪仲間、リーブス(レイ・ウィンストン)。
彼はロシア・マフィアのボス暗殺をリプリーに依頼するが、リプリーはパーティーで自分を侮辱した青年、ジョナサン(ダグレイ・スコット)の弱みにつけ込み、暗殺者に変身させる 犯罪ゲーム を始める…。


アヴァンタイトルで、
かつての犯罪仲間の1人と、ジャンルとリプリーのキャラ/冷徹さを簡潔に提示。

強盗殺人で絵画の贋作を手に入れて裏社会から身を引いたトム。

近所の額縁職人のジョナサン宅、バースデー・パーティに招待されたあと、リーブスから暗殺の依頼をされるが、パーティ時に侮辱された腹いせにジョナサンを代役指名し、儲け話としてリーブスに電話で呼び出させた。

報酬50000$殺人、笑って即刻断るジョナサンは、愛する妻子持ちだが◯◯病だった、、
後日、報酬を倍にして再交渉とは狂ってる。

ついにトム自ら登場/接近だが、
彼はジョナサンに寄り添うようにジワジワと、いきなり本題には入らない/大人の余裕は流石だ!
が、展開が変だな。

ジョナサンは任務を承諾し、前金50000$と銃を受け取った。
何の訓練も要さない、仕事は簡単だった。

残りの50000$も受け取るが、
1度でだけで済むはずが、脅されて、、

殺しの会話をレストランで堂々とあからさまにするのはリアリティが無いな⤵︎

2度目は断るが、リーブスはしつこく説得。

結局、、
今度は列車で難易度高し。2人のボディガード付き。
◯◯◯殺人。
凶器によって、犯人像を誤魔化し特定させようというのはユニーク。

ここで、思わぬ展開になる。

妻に見つかる◯◯。
説得せねば!

完全犯罪は有るのか⁈
丸く収まる筈は無いだろう。
シワ寄せがくる。
上半身裸で逃走、揺れる乳〜これは見たくもない!

終盤は、
トム邸でリーブスと敵を待ち伏せ、、

リーブスにとって最悪な結末に、、
でも希望は持ちたい。

原作者のパトリシアさん、
まだ、最後に何かあるんだろう⁈
 

ラストは、泣けたな。
ジョナサンの妻、サラ役のレナ嬢(29)は美しい。

本作を観るとトム・リプリーのイメージが変わるだろう
(逆に敢えてトムリプ物語として観なくても良い)。


総評:
前半は心配になったが、中盤からトム=マルコヴィッチのカッケー作品になった!!
元祖【太陽がいっぱい】みたいな 何か を期待すると違うな。


痛そうな
ビンタレベル★★★★☆

凄いツバ吐き
レベル★★★★☆
こぅ

こぅ