こぅ

デリリウムのこぅのレビュー・感想・評価

デリリウム(1972年製作の映画)
3.2
レナード・ポルセッリ脚本、監督による、【ジャーロ】。

ジャーロ2番勝負の②邦題:デリリウム編

デリリウム=譫妄(せんもう)状態、精神錯乱、
興奮状態、夢中。


犯罪心理学者アルベルト(ミッキー・ハージティ)は、実は、連続殺人を重ねる凶悪な犯罪者だった。
バーで知り合った若い女を殺し、女を連れ出すところを目撃されたアルベルトだったが…。


脚本が、丸出だめ夫だ。
もっと言えば、ジャーロというよりもミステリー或いは、サスペンスとして、映画化企画自体がダメ⤵︎


冒頭、バーでの女性客の 脚フェチ 用太ももショットをフューチャー。
イヤらしい目で露骨に見る男を切り返す。
そして、送り帰すとナンパ。
山に連れて行き河原で、、

最初の殺人、と言っても1年で8人目の被害者。
犯人を潔く明かしている、どう転がすか先が難しいパターン。
ミスリード的犯人用意も効果が無いが、後半機能するので良しとする。
【伏線が派手過ぎ】て、最早ネタバラシになっているのが一番の難だ。

家に帰れば、愛する美しい妻、マルツィア*が待っている。
妻を愛しすぎて殺したいが殺せない。
結婚記念日に別れの手紙渡す、って変だよなぁ、、口頭で言えば済む事。
2人を見て 嫉妬⁈O72 する、メイドのローレル。

マルツィアの見る夢は、倒錯サイケな乱痴気痴態。

河原の次は、、どれも殺し方が、ダサい。
革手袋もわざとらしく見える。血も見ない。
しかも死後、不自然、無駄に無理矢理の裸(乙πサービス)。

犯人が、自分を◯◯人格と判断(普通、自分は分からない筈)し、自ら警察に 犯行予告 の下りは、面白くなる。
が、【必要で有り、致命的】なパートになるのだ。


結末も変で、個性的なエンディングだ。
スライドショーはオシャレ⁈何だろう。


*注記
マルツィア役の【リタ・カルデローニ(26)】の美貌と美乳は、破壊力バツグンで見どころ。
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