Toineの感想文

デビルズ・ドッグ/エクソシストVS悪魔の全裸美女のToineの感想文のレビュー・感想・評価

3.2
【黒ミサと女体と神父に焦らされる悪魔祓い】
邦題の「悪魔の全裸美女」部分に惹かれて鑑賞いたしました。
低予算ホラーコメディと悪魔を讃える儀式にエロい美女…私の大好きなキーワードがたくさん♡
ご覧になっている方が少なくて寂しいです。

70年代に狼男、ミイラ男、ドラキュラ様などの古典の化け物を演じて人気を博した俳優ポール・ナッシー氏がご出演されているのも見所のひとつだと思います。
今作では化け物ではなく悪魔祓いのアドリアン神父様の役を演じておられました。

ストーリーは冒頭と終盤に数分だけ黒ミサ的な儀式のカットがありその後はラスト10分くらいまでずっと悪魔憑きの女性レイラさんの周囲の人間関係のあれこれが続くw
合間合間に怪しい人影やモブキャラが56されるわくわく展開があって良い感じだけれどタイトル通り全裸美女への悪魔祓いをはよ始めんかい!
って思いながら鑑賞しておりました。

何となくジャッロ風味の構成や舞台美術。
とくに仮面だらけのお部屋に飾ってあった浮世絵のポスターなど印象に残る場面もあり。
あとは後半の黒ミサで全裸美女が百合プレイしていたので星加点でございます。
数秒間のカットでしたが百合の供給とても助かりました♡

んでラスト10分。ようやく見せ場が始まります。
いい感じに気持ちの悪いまだら模様に変化したレイラさんの眼球。
あれはどんな特殊メイクだったのか気になりました。
悪魔祓いされる苦しみに悶えるレイラさんの発狂っぷりと渾身のブリッジがお見事でした。
かなり反ってたww
エクソシストものは悪魔憑きの方のブリッジが観られると満足度が高いです。

ラスト3分くらいで邦題の伏線が回収される捻り展開で無事に終劇。
「デビルズ・ドッグ」ってそういう意味だったのですねー。