Toineの感想文

操り人間のToineの感想文のレビュー・感想・評価

操り人間(2011年製作の映画)
1.8
【期待していたのと違った焦燥感】
もう何年も前に良い感じのジャケット写真に心惹かれて鑑賞。
最近ふと思い出したので再鑑賞いたしました。
初見で感じたあのがっかりした気持ちをもう一度感じたい。←←
冒頭のハサミで自分自身のアレをチョッキンするシーンが割りとショッキングで良き。
小さなお子さんがあんなことしたらお母様もびっくりですよね。

掴みばっちりなもんだから初見はこれからどんな展開が待っているのかとドキドキしながら観ておりました。
だがしかし良かったのはそこまでなのでした😂
犯人のキチ○イっぷりやハンディキャップを抱えたヒロインなど、せっかくの素敵な設定が活かされておらずストーリーがグダっていたり本題の操り人間を制作する過程で切断した身体の断面から血糊が出ていないのは良くないと思いました。
キ○ガイ殺人鬼のキャラ設定と操り人間の造形は良かったので、無駄に妹さんとの絆や感動、オカルト要素は入れずにキチガ○からロックオンされて追いかけっこするシンプルなサイコスリラーに仕上げた方が尺も短く収まって面白かったのではないかと。
しかし3回くらい出番のあったウジ虫たちが本物だった点はとっても素晴らしかったです。

ディブラシ監督作品は「ドレッド[恐怖](2009)」や「ラスト・シフト(2014)」はわりと好きだったので当たり外れがあるのかなと。
今作を敢えて今セルフリメイクしてみたら良い塩梅に仕上がるのではないかしらと感じました。