ビターチョコ

ザ・バニシング-消失-のビターチョコのレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
4.3
ずいぶん前にDVDを手に入れた。
8分だけ観て保留にしていた。
トンネルの中だった。

昨夜、48分まで観た。
男女がすごく「イチャイチャ」していた。
幸せそうだった・・・。

この映画は地味だ。
じわり、じわり、と進む。
まるで現実のように? ちょっとドキュメンタリーみたいだ。

あと1時間ある。
どうなるんだろう?
まだ知らないから「3.5」。
観終わった後で書き換える。

今は他人の感想を読みたくない。
自分で観て知りたい。

・・・で、観終わって数日たった。
近いうちに、もう一度観たい。
DVDがあるから何度も観れるが。

ルーカス監督の『SW』と対極の映画。
私は好きな映画ベスト3に『SW』をあげる人は信用できない。だが、この映画をベスト10に入れたいという人は信用できる気がする。

■余談1
(この映画のことだけじゃないが)
面白くないから、一度に観ないのではない。
面白いけど、一度に観る精神力がないのだ。
もったいなくて、一度に観ないというのも少しある。

■余談2
数年後、同じ監督が、アメリカでリメイクした。
内容が(大きく)違っているらしい。
いつか両方観るかもしれない。

●余談3(2022/10/09)
リメイク版はTV放送で観た気がする。と思って、いまリメイク版の予告編を観たら、勘違いのようだ。つまりリメイク版は観ていない気がする。

●余談4(2022/1009)
腕力のある大人(男女)が、自動車をつかって、子供やひ弱な女性を誘拐するのは簡単だろう。それを思い出させるから、気付かさせられるから、この映画は本当に怖い。超能力も幽霊も妖怪もいないが、変な人は普通にいる(お隣や町内などいっぱい)。
また女性が電車で勘違いして、つまり故意じゃなく、男性を痴漢の冤罪にして、男性とその家族の人生を破壊するのは容易だろうし。

■追記 2022年12月15日
この映画は地味だ。
だが、地味であればあるほど怖くなる。
毎日、世界中で殺人事件が起きている。その現場はとても地味だろう。殺人事件だけじゃない。違法な行為をする現場は、どれもこれも地味だろう。合法の、他人には見せられない、TV放送できない行為も全部が地味だろう。隠さないと人間社会は成立しないようである。